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【実体験】住み替えで感じた賃貸マンションのデメリット5選|解決策もご紹介

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分譲か賃貸か?どっちがよいか論争はいまだつきませんよね。結局どっちがよいかは個人の価値観によって変わります。

私は賃貸マンションに住み替えて2年になりますがよかったと思っています。

ですが住み替えた当時はとまどいもありました。

今回はその経験から実際に住み替えで感じたデメリットをご紹介したいと思います。

賃貸マンションに住み替えを検討している方、リアルに賃貸マンションのデメリットを知りたいって方の参考にしていただければと思います。

一般的に言われている分譲・賃貸マンションのメリットとデメリットはこちらです

メリットデメリット
分譲マンション・資産になる
・老後の心配がない
・住み替えしにくい
・メンテナンスや税金がかかる
賃貸マンション・住み替えがしやすい
・メンテナンスコストが不要
・家賃を払い続けないといけない
・老後部屋が借りられるか心配
目次

分譲からの住み替えで感じた賃貸マンションのデメリット5選

なんとなく住み替えで不便は感じるだろうなと思いつつ実際に経験してみないと分からないものがありますよね。

ご参考にならないかもしれませんが住み替え前後の住居の詳細を載せました。

(地域によって家賃の相場など異なると思います)

住居費間取りタイプ平米数築年数駅からの徒歩分数設備など
住み替え前
(分譲)
101,249円3LDK70.56㎡築15年7分オートロック・エレベーター・宅配ボックスなど
住み替え後
(賃貸)
98,300円3LDK65.94㎡築34年15分スキップエレベーター

1.狭く感じてしまう

賃貸マンションの3LDKは70㎡以下が多く70㎡以上の分譲マンションから住み替えると狭く感じてしまいます。

もちろん家賃を高く設定すれば70㎡以上の賃貸マンションもありますが予算内に収まりません。

できれば今まで支払っていた月々のローン額程度の予算内で家賃設定をしたいですよね。

実際ネット検索してみると予算内で70㎡の以上の物件は見つかりませんでした(検索した場所は住んでいた地域と同じものとする)

予算より約3~5万円プラスすると70㎡以上の物件はありましたが私たちは予算内に収まる70㎡以下の物件にすることにしました。

なので実際住んでみると狭く感じてしまったのだと思います。

また分譲マンションは天井高やハイサッシと開放感があったため感じた要因もあるかもしれません。

どうしても狭くなることに嫌悪感を感じられる方は家賃設定を高くしていただくと広めの物件が見つかりやすいと思います。

2.収納が少ない

分譲マンションにはわりと収納があったりします。

・玄関

・廊下

・各部屋

・トイレ

・洗面所

ですが賃貸マンションになると

各部屋になかったり、シューズボックス、玄関収納、洗面所のリネン庫、トイレの吊戸棚がない物件が多いです。

当たり前にあったものがなかったりすると困ってしまいます。

もちろん引っ越す前に分かっているので単純に荷物を減らせば問題ありません。

かえって断捨離になっていい面もあります。

また収納の替わりに代用できるものを購入し整理することも可能です。

今後、住み替え時に購入してよかった商品もご紹介できればと思っています。

3.設備のグレードが低い

分譲マンションは賃貸マンションに比べてセキュリティ対策がされていたり、設備が充実しています。

セキュリティ対策:オートロック、TVモニタ付きインターフォン、ディンプルキー、24時間セキュリティ、ホームセキュリティ、防犯カメラなど。

共用施設・サービス:宅配ボックス、24時間ゴミ出し、コンシェルズサービスなど

物件の設備:床暖房、浴室乾燥、24時間換気、追い炊き機能、温水便座など

物件によって設備のグレードは違うものの分譲マンションにはある程度備わっていると思います。

あると便利なものがなくなると不便さを感じました。なくて良いものもあるので単純にグレードが高いからいいわけでもないかなと思います。

オートロックやTVモニター付きインターホン、宅配ボックスなどは賃貸でも備わっている物件もありますので予算と相談されながら探すとよいでしょう。

4.騒音を感じやすい

木造や鉄骨造は音を通すイメージだったためRC造の物件を探し居住することになったのですが思っていたより音を感じやすい印象でした。

隣人や上下階の音はさほど気になりませんでしたが屋外からの音がうるさく感じました。

理由としては賃貸マンションはサッシや壁材など分譲マンションに比べて低品質なものが使われているからです。

また分譲マンションは「スラブ厚」を大きくしたり「二重床」、「二重天井」と言った施工方法を用いており賃貸マンションより遮音性能を高めています。

*スラブ厚とは鉄筋コンクリート造のマンションの上下階を分ける床板のコンクリートの厚さ

*「二重床」「二重天井」とはコンクリートに直接床や天井をはらずに空間を取り上下に床板や天井版をはる構造のこと

どうしても音が気になってしまう方はRC造でも防音性が低い物件を避けて探されると良いでしょう。

RC造でも避けるべき物件の特徴

・建築工法が「ラーメン構造」の物件

*ラーメン構造とは建物の構造形式で柱と梁で建物を支える構造のこと。中高層マンションに多い

見分け方は物件の間取りを見て室内に柱の出っ張りがある物件はラーメン構造の可能性が高いです。

間取りではわかりにくい場合は室内画像や実際物件を見たときに部屋の隅に柱のでっぱりがあるかどうかをチェックしましょう

・建物自体の築年数が古い

・部屋同士が隣り合った間取り

・過去に騒音トラブルがあった

・線路沿いや幹線道路が近い物件

・繁華街近くの物件(うちは近くにコンビニがあるため夜中若者の声が聞こえやすいのでコンビニなども避けられるとよいでしょう)

私は当時ラーメン構造のことを知らなかったので今回家の中を調べてみたら思いっきり部屋の隅に柱がでっぱってました。

元気な男の子が二人もいるので下の方に音が響いてないかなと心配になりますが今のところ苦情はきてないです。

参考までに我が家の間取り

間取り

印が柱のでっぱりです。間取り図を見ればすぐにわかりますね

5.エアコンの室外機置き場がない

一番困ったのでエアコン問題でした。

最近の新築分譲マンションには室外機置き場が設置されてることが多く共用部にエアコンの室外機を置くことが可能です。

賃貸マンションの共用部は室外機置き場がなく共用部(廊下側)に面した部屋にはエアコンを取り付けることが不可能なのです。

引っ越しをきっかけに子供部屋を一室作りたかったので、部屋にエアコンがつけれないのは困りました。

ネットで目星を付けていた物件がほとんどダメで結局不動産屋さんで探しなおすことになったんです。

あらかじめ知っておくとネット検索するときに注意してみることができるのでぜひ物件探しをするときにはお部屋が共用部に面してないか、エアコンが取りつけれそうかどうかをチェックしてください。

ちなみに我が家の物件では印の所に室外機を置くことができました。

間取り

まとめ

賃貸マンション

分譲から賃貸に住み替えて、当時はとまどいもありましたが慣れるとそこまで不便を感じません。

事前にデメリットを把握しておけば対応もできるしとまどいも少ないと思います。

どうしても譲れない条件がある方は分譲賃貸を探されるのもいいかと思います。賃料が高くなってしまいますがストレスを抱えるよりよいかもしれません。

今は手狭だったり、グレードの低い賃貸マンションが多いですがだんだん状況も変わり賃貸住宅市場も変わりつつあると言います。

著書「マイホームの常識に騙されるな!」の一文に

❝分譲か賃貸の間に広さやグレードの差はなくなり、両者は「所有か利用か」と言った利用形態の違いにすぎないというところまで住宅市場は進化するものだとみています。実現は2000年から2030年の間でしょうか。❞

とあります。

とても楽しみです。

次に子どもが大きくなり引っ越しをするときにはいろいろな種類の物件があればいいなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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